サニブラウン・ハキーム選手が9秒台に到達!日本短距離陣の調子はいい感じ!?

日々の忙しさにかまけてブログの更新ができていませんでしたが、サニブラウン選手がやってくれましたね!!

5月11日に米アーカンソー州で行われたSEC陸上選手権大会の100mにて、日本人として2人目の9秒台となる9秒99を叩き出しました!素晴らしい!おめでとうございます!

日本記録は桐生祥秀選手の9秒98ということであと100分の1秒というところでした。

ご本人は9秒台について「遅かれ早かれ達成できると思っていた」という旨のコメントを残してるようですね。かっこよすぎる。

サニブラウン選手は今回の走りで、5月1日より記録認定がスタートした東京オリンピックの参加標準記録である10秒05を突破したことになります。これは、日本人として最初の突破です。

 

 

日本人短距離陣の調子は!?

サニブラウン選手が好結果を出したということで、気になってくるのはそのほかの日本人スプリンターの調子です。

日本人として初めて9秒台を出した桐生祥秀選手は4月22日にカタールのハリファで行われたアジア選手権の100m決勝で10秒10(追風1.5m)を出して優勝しています。この種目で日本人の優勝は初めてということで、快挙達成です。大舞台での勝負弱さが課題と言われていた桐生選手でしたが、メンタルトレーニングを導入し、それが功を奏したようですね。最速の男が強いメンタルを身につけたとなれば、今年はますます活躍に期待がかかります。

山縣亮太選手は、アジア選手権を右太もも裏の違和感で棄権しましたが、大事にはいたらず、5月6日に開催された木南記念で10秒21(追風0.1m)で優勝しています。これから状態を上げていってくれるでしょう。

多田修平選手も山縣選手と同じく木南記念に出場。決勝では10秒28(追風0.1m)で2位でした。スタートにミスがあったとツイートしていますが、昨年の不振の時期に比べればかなり前半の走りにキレが戻っているように見えました。

ケンブリッジ飛鳥選手は4月21日の出雲大会の100mでけがをしてしまい、5月3日の静岡国際と6日の木南道孝記念を欠場、代表に選出されていた世界リレーも参加を見送りました。日本選手権が近づいていますので、状態が気になるところです。

小池祐貴選手は世界リレーでバトンミスはありましたがかなりの快走を見せてくれましたので、今年も躍進が期待されますね。楽しみです。