多田選手!6”58!すばらしい!
2/3、大阪城ホールで行われた日本室内大阪大会最終日、オープン種目の男子シニア60メートルに関西学院大学4年の多田修平選手が出場し、室内日本記録に肉薄する6”58(日本歴代3位)を叩き出しました!
#室内陸上大阪大会 で #多田修平 選手が 朝原選手の持つ日本記録に
100分の3秒差に迫る6秒58の自己ベストをマーク。
いいスタートが切れました。
みなさん、室内陸上って見たことありますか?
花形は60m走、フィニッシュ地点の先の壁にマットが設置されていて
選手は衝撃をやわらげるのです。 pic.twitter.com/R72oc0Dnip— あすリートチャンネル ytv × rtv (@ATHlete_ytv) February 4, 2019
ちなみに日本記録は北京オリンピック男子4×100mリレーで銅メダルを獲得(後に銀メダルに昇格)した、朝原宣治さんが1997年に出した6”55です。いまだに朝原さんの記録が日本記録ということに驚くとともに、朝原さんの偉大さを改めて感じますね。
そんな朝原さんの後輩にあたる大阪ガスの川上拓也選手が猛烈に追い込みをかけるなか、多田選手は1着でフィニッシュ。
多田選手の記録は朝原さんの日本記録まであと0”03という6”58でした!
そして川上選手も6”61という好タイム!
どちらも素晴らしいタイムです!
ちなみに多田選手は1レース目で6”58を出した後、2レース目でも6”61と好タイムを出しています。いやー、いい感じですね。
不調からの脱却なるか!?
一昨年は、一気に自己ベストを縮めて10”07を叩き出し、世界選手権の100m、4×100mリレーの代表に。そして、リレーでは銅メダルを活躍するなど、すさまじい飛躍を遂げました。追風参考ながら9秒台を出したのもまだまだ記憶に新しいところです。
しかし、昨年はフォーム改造による不調で、得意のスタートダッシュが影を潜め、日本選手権の100mでは5位に沈み、アジア大会の100m代表の座を逃しました。
大学日本一を決める日本インカレでも3位に終わるなど、シーズンを通して苦しい時間を過ごしました。
一気に日本トップレベルまでタイムを伸ばしてきただけに、一度フォームが崩れて立て直すのは一筋縄ではいかないのではないかと思われました。
しかし、年が明けて2019年2月。
室内60mで日本記録に迫ったその走りは、復活のきっかけをつかんでいるように見えます。
ご本人も、「序盤30mの加速は徐々にもどってきている」と話しているようですし、今年は100mでも会心のスタートが見れることを期待したいなと思います。
この春には大学を卒業して住友電工に入社する多田選手。また新たなステージで活躍してくれることと思います!
頑張ってください!
【#陸上 短距離 #いだてんたちのつぶやき】#東京五輪 で金メダルをめざす#多田修平 選手。
去年味わった悔しい思いからの再出発!
ことしにかける思いとは?
記事はこちら→ https://t.co/aH77cbDk3P #韋駄天 #いだてん #100m pic.twitter.com/KcPPPeEMc9— NHKスポーツ (@nhk_sports) February 7, 2019